全国の地区別研究会のご紹介

Introduction of regional study groups in Japan

関西・中部地区研究会

2026年度 関西・中部地区研究会のお知らせ

2026年度 関西・中部地区研究会につきましてお知らせいたします。

日時:2026年12月12日(土)14:00~16:00

開催形式:対面+オンライン開催

参加費:無料。非会員の方の参加も歓迎いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

対面開催会場:大阪大学箕面キャンパス5階523+524講義室

〒562-0035大阪府箕面市船場東3-5-10

(北大阪急行鉄道(大阪メトロ御堂筋線直結)「箕面船場阪大前」駅下車、徒歩3分)

アクセスマップ<https://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/top>

キャンパスマップ<https://www.osaka-u.ac.jp/ja/schools/ed_support/anzen/aed/4hw2gr>

*大阪大学には3つのキャンパス(豊中、吹田、箕面)があります。会場は箕面キャンパスです。ネットで「箕面キャンパス」を検索しますと、間谷の旧キャンパスが表示される場合があるようですが、会場は船場の新キャンパスですので、ご注意ください。

講師:海野 典子氏(京都大学人文科学研究所 准教授)

題名:「清真菜:食から紐解く中国ムスリムの歴史と文化」

内容:

中華人民共和国における少数民族の一つ、回族は、7~14世紀頃に来華した西・中央・東南アジア出身のムスリムと漢人やモンゴル人の混血を通じて形成された集団である。偏見や弾圧をたびたび経験しながらも、中国各地にモスクを中心とするコミュニティを築き、豊かな思想体系と独自の文化を築いてきた。本報告では、回族(旧称は回民)の食生活を主軸として、中国ムスリムの歴史と文化の多面的な諸相、および東アジアとイスラーム世界の交流の軌跡を明らかにする。

具体的には、元~明代頃までのハラール中華料理(清真菜)の形成過程、清代から中華民国期にかけての食をめぐる非ムスリムとの対立・対話ならびに回民社会内部の論争、そして現代中国の民族・宗教政策を背景とする食実践の変容を扱う。これらの検討を通じて、中国ムスリム文化の多様な魅力を伝えるとともに、異なる価値観を持つ人々がいかに共存しうるかという現代的な課題について考察したい。

講師略歴:

海野 典子(Noriko Unno)

京都大学人文科学研究所准教授。専門は中国・中央ユーラシア近現代史、イスラーム地域研究。東京大学教養学部卒。東京大学大学院総合文化研究科より博士号(学術)を取得。早稲田大学高等研究所講師、大阪大学大学院人文学研究科講師などを経て、2026年より現職。主要業績に『イスラームが動かした中国史:唐宋代から鄭和の大航海、現代回族まで』(中公新書、2025年)がある。

参加申込:

以下のフォームにて2026年12月4日(金)までにお申し込みください。

<https://forms.gle/GJ5LCrfXpzn41f778>

参加申込者には、対面参加、オンライン参加にかかわらず、前日までにZOOMのURLをメールでお知らせします。オンライン参加者にはカメラオンでのご参加をお願いする可能性があります。差し支えのない範囲でお願いできますと幸いです。

お問い合わせ先:

多文化関係学会 関西・中部地区研究会

multicultural.kansaichubu<AT>gmail.com <AT>を@にしてください。