日時: 3月17日(日) 14:00-16:00
場所: 岡山理科大学岡山キャンパス(岡山市北区1-1) A1号館10階会議室
タイトル:「臨床心理学的視点による多文化共生-外国人児童生徒のサポートを中心に-」
話題提供者:鉄川 大健 臨床心理士
近年、日本の教育現場には留学生や在日外国人児童・生徒が多く在籍しています。現在話題の外国 人労働者の受け入れを拡大する法案に伴い、将来的には帯同家族として外国人児童・生徒の増加も見込まれています。在日外国人のこどもたちは、日本に適応するために多くの困難を経験していくことが先 行研究から明らかになっており、教師は、異文化仲介者としてのチャレンジに向き合うことになります。
本研究会では、多文化との共生において生じる関係形成の難しさについて研究者の観点から紹介し た上で、日本人教師が在日外国人学生との間で人間関係を形成していくために必要な視点について臨 床家の観点から説明します。
後半は、実際に教育現場で困難を感じている方々からの話題提供も基にし たグループスーパービジョンを行います。教育現場の先生方、留学や仕事で異文化と向き合う方にとって 大変貴重な機会になることと思います。
話題提供者 鉄川大健 プロフィール
大学時代に計3年間のアメリカ留学を経験。臨床家としては、教育領域・医療領域での臨床経験あり。 現在は、香川県内の小中学校7校、および岡山理科大学にてカウンセラー・相談員として活動中。
事前申込み:要
お問い合わせ&事前お申し込み:
多文化関係学会中国・四国地区研究会
奥西有理(岡山理科大学教育学部)
okunishi<AT>ped.ous.ac.jp <AT>を@にしてください。