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全国の地区別研究会のご紹介

Introduction of regional study groups in Japan

関東地区研究会

2016年度第1回 関東地区研究会のお知らせ

【日時】5月21日(土) 13時15分~15時15分
【場所】神田外語学院(JR神田駅西口徒歩1分)1-601教室(本館6階)
http://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/access/

【テーマ】「特定課題研究(「外国籍の子どもの不就学問題」)の成果報告」
※特定課題研究メンバー
田中真奈美(東京未来大学モチベーション行動科学部 准教授)
馬場智子(千葉大学教育学部 特任助教)5月より岩手大学教育学部
奴久妻駿介(一橋大学大学院)
吉田直子(東京大学大学院)

報告1:奴久妻駿介 (一橋大学大学院 社会学研究科 博士後期課程)
「日本の『不就学』の現状と課題―外国人児童生徒・少数民族の教育的選択肢に関する考察―」

日本は外国籍の子どもたちを義務教育の対象には含めないとしながら、希望者は公立学校に受け入れるという立場をとる。しかし、「日本の学校」を望まない外国人は学費の高い外国人学校へ行く他、「不就学」という状態になる児童もいる。本発表では、他国におけるマイノリティ児童の教育の選択肢に着目し、日本に在住する外国人児童生徒の「教育を受ける権利」「不就学」は、国際的にいかに位置づけられるかを考察の対象としたい。

報告2:吉田直子 (東京大学大学院 教育学研究科 博士後期課程)
「『特定課題研究』の枠組みづくりに向けて―成果と課題―」

2013年に開催された埼玉大会の後、多文化関係学会の新しい試みとして、「外国籍の子どもの不就学問題」というテーマのもと、学会員有志による特定課題研究枠での研究実践が試験的に始まった。本報告は、世話役として実践開始当初から関わってきた立場から、パイロットスタディとして位置付けられたこの企画の、今日に至るまでの経緯と成果、および課題に関するものであり、より望ましい「特定課題研究」制度の枠組みづくりの一助となることを期待するものである。

【スケジュール】
12:00-13:00  理事会
13:15-13:20  趣旨説明(吉田直子)
13:20-14:25  報告1(奴久妻駿介)・質疑応答
14:25-14:35  休憩・交流
14:35-14:50  報告2(吉田直子)
14:50-15:15  全体ディスカッション
15:15-15:30  休憩・交流
15:30-16:00  決算、予算の総会
16:00-17:00  茶話会

【参加費】会員・非会員共通で、研究会のみ参加=無料
茶話会にも参加される方は500円(飲み物・茶菓代)をお願いします

【申込方法】5月16日(月)までに下記のリンクから申し込みフォームにアクセスの上、
必要事項を入力し、送信してください。

関東地区研究会 申し込みフォーム(下記リンクより)
https://ws.formzu.net/fgen/S19459844/

ご不明な点は、申し込み担当・岡部(daisuke.okabeアットマークzoho.com
にご連絡ください。