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全国の地区別研究会のご紹介

Introduction of regional study groups in Japan

関東地区研究会

2015年度第2回 関東地区研究会のお知らせ

【日時】:2016年3月5日(土)

【会場】:青山学院大学(青山キャンパス)総研ビル(14号館)10階第18会議室 (総研ビルは正門から入り右手すぐの建物)
http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/aoyama.html
【プログラム】:
「文化的差異はどのように理解され、経験されるのか?:日本社会のコンテクストを踏まえて」

★【話題提供者1:山本志都】東海大学文学部英語文化コミュニケーション学科准教授
「異文化感受性の日本での実証研究に基づく考察とその教育・トレーニングへの応用」

文化的な差異や類似性をどのように経験し評価するかに関わるMilton Bennettの異文化感受性発達モデル(DevelopmentalModel of Intercultural Sensitivity:DMIS)は、異文化体験の理解や異文化トレーニングに広く活用されている。日本的なコンテクストから異文化感受性を検証してみると、DMISで描写されているのとは少し異なる違いへの受け止め方が見えてきた。そこから違いへの抵抗感を乗り越えるヒントを考察し、教育・トレーニングへの応用を考える。

★【話題提供者2:石黒武人】順天堂大学国際教養学部国際教養学科准教授
「多面的理解を支援する『コンテクスト間の移動』(Context-shifting)」

異文化コミュニケーションにおいて、人びとがある現象(異文化、他者など)を理解する際、その現象の意味はコンテクストのなかで生成される。多くの場合、無意識のうちに、限られた数のコンテクストが用いられ、意味が決定される。本発表では、種々のコンテクストへ意図的に視点を移動することによって、日本社会において無意識に援用される日本的なコンテクストを相対化し、事
象の意味を多面的に理解するためのモデル(コンテクスト間の移動)を事例と共に紹介する。

【スケジュール】:
12:45-13:00 受付
13:00-13:50 話題提供者1 山本志都「異文化感受性の日本での実証研究
に基づく考察とその教育・トレーニングへの応用」
13:50-14:00 休憩・交流
14:00-14:50 話題提供者2 石黒武人「多面的理解を支援する『コンテクスト間の移動』(Context-shifting)」
14:50-15:00 休憩・交流
15:00-15:45 ディスカッション 「異文化理解、文化的差異の受け止め方をどうするか」
15:45-16:45 茶話会

参加費:会員・非会員 無料
茶話会参加のみ500円の茶菓代をご協力下さい。

【申込方法】: 3月1日までに下記のリンクから申し込みフォームにアクセスの上、必要事項を入力し、送信してください。ご不明な点は、申し込み担当・岡部(daisuke.okabeアットマークzoho.com)にご連絡ください。
関東地区研究会 申し込みフォーム(下記リンクより)

https://ws.formzu.net/fgen/S19459844/