日時:2015年7月25日(土)15時~17時
場所:大学利用施設 UNITY(ユニティ)(セミナー室2)
〒651-2103神戸市西区学園西町1丁目1番1ユニバープラザ2階
問い合わせ先 (下記に変更になりましたので、ご注意ください。6/1)
中川典子(中部・関西地区研究会委員長、流通科学大学人間社会学部)
Noriko_Nakagawa(AT)red.umds.ac.jp (AT)を@に変更してください。
078(794)3555 (大学代表)
テーマ:今秋公開予定:日本ベトナム初の合作映画「ベトナムの風に吹かれて」
―新しい異文化交流の成果―
話題提供者:上田義朗(流通科学大学教授、日本ベトナム経済交流センター副理事長)
発表要旨:本年はベトナム戦争終結40周年、他方、日本では戦後70周年という節目の年と言われています。この年の10月に日本とベトナム初の合作映画「ベトナムの風に吹かれて」(監督:大森一樹、主演:松坂慶子、共演:草村礼子、奥田瑛二、柄本明、松金よね子、藤江れいな)が、両国で同時公開されます。原作は、小松みゆき『越後のBaちゃんベトナムへ行く』(2B企画、2007年)。本映画の企画・製作に私は関わりました。
本報告は、この体験を含むビジネスの観点から、両国の異文化の相反と相互理解について具体的に紹介・検討したいと思います。
本映画は、大森監督によれば「日本では稀有となった芸達者なベトナム人俳優が日本人俳優と違和感なく共演している」作品です。また岡田裕プロデューサー(『お葬式』『復活の日』『天と地と』など制作)は、「日本からの上から目線ではない新しい異文化交流の映画に仕上がった」と述べています。このような意味で私の報告はともかく、本映画の公開にご期待下さい。当日は、次の順序での報告を予定しています。
1.日本とベトナムの一般的関係
2.映画製作の経緯:異文化交流の新たな成果
3.日本とベトナムのビジネス紛争事例:文化的背景
4.結び:経済統合と文化交流
発表者略歴
1983年:神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程 満期退学
1983年:財団法人日本証券経済研究所大阪研究所研究員
1988年:流通科学大学商学部助教授から教授、現在に至る
そのほかの活動:上田義朗 検索(YahooまたはGoogleで検索なさってください。)